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イラストレーター かみやりょうこの平凡な毎日


by studio_ryoko

旅つれづれ13 ゆけゆけ

さて、本日は観光最終日。

ホテルのロビーに集まった合唱団のみなさんと、ヴァチカンに向かう。
午前中雨だったのに気がつけば、すっかり快晴!
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さっきまで寒かったのに太陽が照りだすと暑い!
(そして帽子売りのおじさんが湧き出て来る)

「関係者」のパスを首から下げて、裏口から入国。
そう、ここはイタリアでなくヴァチカン。独立国家なのだ。
ドキドキと、サン・ピエトロ大聖堂の中に入る。
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細かい装飾が隅々までほどこされている。
このあと上に登らせてもらったら、下からまったく見えないのに
天井のまわり360度、すべてモザイク画がで埋まっていた!
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普段まったく見えないのに!(しつこい)
モザイクのグラデーションは、埋めてから塗るのではなく
微妙に違う色の石を埋めているんだって。
気が遠くなる作業…
イタリア人って雑じゃないんだ…
と失礼なことを思いながら感心して眺める。

このあと、大聖堂上部のクーポレとゆう展望台へ。
エレベーターで登れるから楽チン〜と思いきや、
着いたところは登り口にすぎなかった…
そこから階段を延々とのぼる。
屋根が半円になってるので、登れば登る程
壁がせまってきて、道幅がせまくなっていく。
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体を斜めに傾けながら、ぜいぜいと息を切らし、
国境を越えてみんな辛そうな様子…。
おじいちゃんとか、知らずに登ったら大変なことになりそう。
やめたくても引き返せないし(後ろからどんどん来る)
産道を通るようにして、せまい通路を上へ上へ登ると…

やっと出口!登った!とゆうより、出たー!!
青空と、眼下に広がるローマ市内。気持ちいいー
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ぜいぜいと、また降りていく。山か。
これから両親たちは本番が待ってるのに大丈夫!?という感じ。

そして始まるミサ。
大聖堂の中に世界中から集まった、信者さんたち。
今年はヴァチカン500年祭なので気迫が違うのでは。
私と夫は撮影班として、お仕事。
立派に歌うみなさんをしっかりカメラにおさめなくては!
個人的な撮影は禁止なので、代わりにそのときの様子を
帰国後描いたので載せます。小さくて見えないかもですが…
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歌は、ほんとに感動しました。
日本から遠く離れた異国の地で、たくさんの人に見守られながら
響き渡る日本語の歌詞…なんとも言えない気持ち。
特に最後の曲「遠く地の果てまで」がすごく伸びやかで、みなさんいい顔!
ファインダー越しに喜びや、いろんな思いが伝わってきて…ああもう泣きそう!
でも写真撮らなきゃ!ああしかし!と、一人あわあわしてました。
この曲のフレーズ「ゆけ〜 ゆけ〜」がしばらく脳内を巡ってました。


現地の方から沢山の拍手をもらい、幸せな余韻に包まれながら
近くのレストランに移動して、打ち上げパーティ!
私らまで、まるで何か大きなことを成し得たような錯覚におちいり
清々しく、乾杯!!お疲れさまー!!
会場はイタリア民謡「カンツォーネ」を歌ってくれるレストラン。
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地下にある店内で、ぎゅうぎゅうに座った私たちの
あちらこちらから歌い手さんが表れ、腹から声を出すとは
こうゆうことだーっ!!
とゆうような声量でカンツォーネを披露してくれた!
あっちから歌い、それをうけてこっちから歌い、
すごい迫力!おもしろーーい。地声でこんな!
そして、顔がおもしろーーい。
顔の筋肉がすごいのか、コロッケさんのように顔のパーツが
動く、動く。
ディズニーのアニメってデフォルメして描いてあると思ってたけど、
あのまま… いや、もっとかも。
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真ん中にあった口が、瞬時に顔のはしっこまで移動!
おもしろい〜
(歌を聴け)
「日本昔ばなし顔」とえらい違いだ。
でこぼこな立体顔に目が釘付け。

そして最後はもちろん、我らが合唱団のみなさんも、
今日披露した曲を再び歌ってくれました!
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みんな立ち上がり、狭い空間に響く歌と熱気。
ああ歌っていいなあ〜
歌えるっていいな。


とっても楽しい晩餐も終わり、最後に両親のホテルへ戻り、
ロビーでしばらく感動を伝え合いました。
ここで会えてほんとに良かった!ありがとう!と
握手を交わし、またほんとによかった!と繰り返すこと数回。
エンドレスリピート。

ここから私たちのホテルまで歩いて帰れる距離だったので
ホテルの玄関から、見えなくなるまで見送ってくれた。
心にとめておきたい景色。
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ありがとう〜

さて、これから荷造りをして、明日の朝には空港へ…。
名残惜しすぎる。

ありがとうフランス、ありがとうローマ…。
嬉しくも寂しい夜。
歌声がまだ頭の中をこだましてました。
by studio_ryoko | 2013-07-02 14:06 | | Comments(0)