ネットで探してもなかなか宿が見つからず、
近所の旅行会社に飛び込んだ際、知り合いました。
黒髪ロングをひとつにまとめ、眼鏡姿。
20代前半かなあ。クールな雰囲気。
私が声をかけても笑顔もなく、
てか、口角すら上がらないTさん…。
なんとなく不安に…
しかし相談しはじめると、とてもテキパキ探してくれ
妥協案になったものの、諦めかけてた宿を見つけてくれました!
しかし。
その後も彼女は、もっと条件に合う宿を探し続けてくれてたらしい。
こんなの見つかりましたが…と、連絡が。
も、もういいですよ!?と思いつつ、Tさんの熱心な仕事ぶりに心打たれる。
淡々とした話し方なので分かりづらいけど
全然クールじゃないやん。ええひとやーん!
ほんとに細やかに色々してくれるので、「ス、スミマセン」と恐縮すると
「とんでもないです」とTさん。キュン。
「電車のチケットは無事にとれましたか?」と電車の心配までしてくれ、
とれました、と言うと「良かったですね」さらに
「うふふ」
わ、わ、わらった!!!?
Tさんが笑ったーーー!!!
(接客業だっつーの。笑)
懐かなかった野良猫が、ゴロンとお腹を見せてくれ
更に肉球まで差し出してくれた!…ような。
その後もほんとギリギリまで彼女は探し続けてくれました…。
そして昨日チケットを受け取りに行くと、お店に彼女の姿がない。
なんと異動になったらしく!(一年間、新人研修でいたらしい…)
御礼を言いたかった…とションボリしてると、そこにいた上司の方が
「是非、伝えてやってください。異動になったばかりで、新しいところで
心細いと思いますので…喜びます!!」と、
わざわざ彼女のいる支店に電話をつなげ(みんな熱いな!)
受話器を渡される。
電話口で「お世話になりました、Tさんのお陰です」と御礼を伝えると
いえいえいえいえ、とんでもないですと恐縮され、
最後に「いってらっしゃいませ!」と……
Tさーーーん!!!!泣
楽しかったこの数ヶ月なのでした。
私も今度は初対面は笑わずにいこうかな…ムリだな…
Tさんのお陰で、明日から青森行ってきまーす。
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by studio_ryoko
| 2010-08-05 00:56
| つれづれ